ANAテック株式会社のお仕事

横須賀市の「注目のお仕事」

ANAテック株式会社

横須賀市内川1-7-23

ANAテック株式会社の求人情報

※採用状況により公開されていない場合もあります。ご了承ください

金属加工のあらゆるニーズに応える“夢工場”。
技術をいかし、アイアン家具作りにもチャレンジ!

ANAテックは、CADネットワークシステムを活用し、金属製品の加工を一括で行う高い技術力で、首都圏を中心とした多くのお客様の信頼を獲得しています。技術を生かし、近年ではアイアン家具の領域に進出。『Iron Life』ブランドを全国に広める、新たな挑戦が始まります。

スタッフの平均年齢は30代前半
若さと活気があふれる職場

京急久里浜駅から車で10分足らず。久里浜工業団地にあるANAテックの工場を訪ねると、最初に目に飛び込んでくるのが入口に貼られた『ようこそ!! 夢工場ANAテックへ』と書かれた小さな看板です。そして、その看板横から工場に入ると中には、レーザー加工機やベンディングマシン、多機能プレス機、バリ取り装置などの充実した設備。設備投資に力を入れている様子がうかがわれます。

「もちろん品質、そしてスピードも大切にしています。他の工場ではムリだと断るような納期でも、どうすればできるかを徹底的に考えて、品質面でもこだわる。しっかりとお客様のご要望にお応えできるよう、つねに最善の努力を尽くしています」と語るのは、代表取締役の安藤準一さん。

「でも、もしかしたら品質や納期以上にお客様に評価されているかもしれないのが、従業員の活気と若さですね。少数精鋭の従業員たちは平均年齢が30代前半。従業員の多くがサッカー経験者だからでしょうか、周囲と連係しながら切磋琢磨してつねに向上心を忘れない。頼もしい限りですよ」

確かに工場内には活気があふれ、そして、皆が楽しそうに働いているのが印象的です。

地元の少年サッカーチームを応援
子どもたちにモノ作りの楽しさを伝えたい

安藤さんは横須賀生まれの横須賀育ち。サッカー選手を夢見ていた少年は一方で、ずっとモノづくりの世界で暮らしてきました。

「父は日本で初めてシャーリングを組み立てた人で、工場を経営していました。その父の仕事をずっと近くで見ていて、高校を卒業して自分もすぐその工場で働き始めました」

「日本のモノづくり文化を継続していきたい」という想いで、仲間と共にANAテックを設立したのが2007年、49歳の時。電車のドアや椅子、カメラ部品、工業用ロボット部品、機械彫刻など、量産も1つだけの試作品作りもOKというフレキシブルさと高い技術力を武器に、160社以上の取引先企業を開拓してきました。

忙しい仕事の一方で力を入れているのが、横須賀市のサッカーチーム・FC AIVANCE YOKOSUKAのサポート。試合を応援するだけではなく、チームに所属する少年たちの人生そのものを応援しています。

「チームを卒業する選手たちを工場に呼んで、卒業記念の製品を作ってもらっています。中学生が自分で、金属を切って、曲げて。いい記念になると喜んでもらえるし、子どもたちにモノづくりの楽しさを少しでも分かってもらえれば嬉しいですね」

未経験者も安心して学べる環境で
金属加工全般の技術が身につく

従業員にサッカー経験者が多いのも、少年サッカーチームをサポートしている縁から。小松秀人さんもその一人です。中学時代にサッカーチームで安藤さんに出会い、2年前からANAテックで働き始めました。ANAテック入社前には金属加工の仕事に携わったことはなかったそうですが、「よく知っている安藤さんに声をかけていただいたので、安心感があった」と言います。

「今は主に溶接をやっています。電車の部品や家具など、いろいろなものを作っています。未経験での入社だったので大変なこともありましたが、最初から大変と感じることよりも、仕事に対する楽しい思いの方が大きかったですね」と、小松さん。「どんなところが仕事の魅力ですか?」という問いに「自分が携わった製品がきれいにできた時!」と、即答してくれました。

「技術が上達してどんどんきれいにできるようになるのが楽しい。周りの先輩たちもいい人ばかりで、なじみやすかった。みんなが気にかけてくれていろいろ教えてくれるのも、ありがたいです」と話す小松さんに、安藤さんは「彼は器用な上に、とても努力家。つねにうまくなろうとする気持ちの強さを持って、どんなことにも前向きに取り組んでいるから、これからが本当に楽しみです」と目を細めます。

ANAテックでは社外の勉強会やセミナーへの参加も後押ししてくれます。また、「プレスや溶接、塗装、といった一つの分野だけではなく、仕事をローテーションして、一人の従業員がさまざまな工程を学べる工夫もしていきたい」と、安藤さんは話してくれました。

オーダーメードのアイアン家具など
新たな分野へも、積極チャレンジ!

将来の後継者でもある専務取締役の知史(ともふみ)さんが主導して、2017年2月に『Iron Life』というブランドを立ち上げました。金属で作ったオーダーメイド家具を、インターネットを通じて販売しようという試み。金属素材と加工に関する深い知識と確かな技術を持ったANAテックだからこそできる挑戦と言えるでしょう。

「普段、あまり目に入らないところに使われる部品の製造が多いんですよ。そうした部品も大切だけれど、いろいろな場所で目にすることができて、使ってもらって、さらにみんなに喜んでもらえるものを作りたい。その想いで始めました。私たちが作った家具を横須賀市の地ビールレストランに展示していただくなど、少しずつ広がってきているのを実感しています」と、安藤さん。

その新たなチャレンジの中心にいるのは、小松さんを始めとした若い従業員のみなさんたち。もっともっと多くの若い力で、もっともっと楽しいチャレンジをしていきたい。そんなANAテックの想いが伝わってくる取材で、将来を支えてくれる若い力の活躍がとても楽しみになりました。

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企業情報

ANAテック株式会社

社名 ANAテック株式会社
住所 横須賀市内川1-7-23
電話番号 046-838-4860
事業内容 各種金属製品の切断、穴あけ、折曲、溶接加工、鉄道車輌・輸送車輌備品加工、電子応用機器等の精密鈑金加工、上記各号に付帯関連する一切の事業
従業員数 12人(2017年9月現在)
ホームページ http://anatech.jp/hp/
Iron Life http://iron-life.jp/
Facebook https://www.facebook.com/anatech.0621/

プロフィール

ANAテック株式会社 代表取締役 安藤準一さん

ANAテック株式会社
代表取締役

安藤準一さん

横須賀生まれ横須賀育ち、生家の製造業に従事、ものづくりに夢見てANAテックを創業する。
積極的な設備投資と人材育成に取り組むのが創業時からのモットー。「ものを作る前に人を作れ」の言葉を胸に様々な技術を取得してゆく。
社会に貢献する製品を作り出し、皆様に愛される企業を目指している。
地元のサッカーチーム「FC AIVANCE YOKOSUKA」代表、所属チーム員の成長を見守るチェアマンでもある。

ANAテック株式会社 製造部 小松秀人さん

ANAテック株式会社
製造部

小松秀人さん

サッカーチームのご縁で入社。日頃は溶接を担当。持前の器用さがあり、電車の部品から自社ブランド「Iron Life」の家具製作でも、仲間とともに仕上がりにこだわり、腕前を振るっている。

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