株式会社ニッセン

資格取得者100％を目指している会社です。

株式会社ニッセンの主な業務内容は、警備業と清掃業になります。警備は施設警備、交通誘導、雑踏警備を、清掃業ではハウスクリーニングのほか、公共機関の日常清掃と定期清掃を担当させていただいています。事業の比率でいえば警備業と清掃業は9：1くらいで、警備業務がニッセンのメイン業務になります。

経営者として特に意識しているのが、スタッフの資格取得の推進です。警備員であれば施設警備業務、交通誘導警備業務、雑踏警備業務、警備員指導教育責任者などの資格を積極的に取得してもらっています。現時点でスタッフの資格保有率は60％ほどですが、これを100％にすることが目標なんです。資格取得を目指して勉強することが、スタッフの質の向上につながりますし、今後ますます資格は大切になってきますから。

実は私が経営を任された20年ほど前には、社内の資格保有者がほぼゼロでした。将来的には必ず資格が必要になることが分かっていましたし、この取得推進には意識的に力を入れてきました。たとえば交通誘導の場合だと、国道と主要地方道に関しては資格がないと警備業務ができません。施設も行政センター、美術館、病院などの公共施設では、資格が必要な警備がどんどん増えています。この流れは今後加速するはずで、資格の重要性はますます大きくなっているんですね。

資格は受注獲得効果にもつながっているんです。横須賀市の入札など、資格者がいることが参加条件になっていることも多く、入札業者がニッセンの1社だけというケースも珍しくありません。受注率の改善が進みましたし、有資格者が必要な入札では、満額に近い金額で仕事を請け負うことができます。結果的に警備員の支給額を高くできるので、今は理想的な形で会社の運営ができていると思います。ニッセンの強みは警備員などスタッフのレベルの高さ。クライアントから名指しで指名される警備員も多くて、これは会社としても本当に嬉しいことです。

ニッセンでは警備員、清掃員のパート・アルバイトスタッフを募集しています。未経験スタートの方が多いですし、70代で初めて警備の仕事を始められる方もいるんですよ。3ヵ月から半年くらいは先輩と一緒に現場に行って業務に慣れてもらいますから、みなさん無理なく仕事を覚えることができます。勤務時間にもよりますが、ご本人の希望があれば社会保険の加入もできます。

資格取得費用については完全に会社負担です。何度でもチャレンジしてもらって結構ですので、ぜひ資格を取りましょう。警備の資格なら1級で1万円、2級で5千円の手当てが毎月出ます。清掃もビル管理責任者なら2万円、ビルクリーニング技能士なら1万円の手当てが毎月出ますよ。複数の資格があれば、その分だけ手当が出ますから、これはニッセンの特色として強調したいですね。

当たり前の挨拶ができることと、協調性のある方に応募いただきたいですね。お客さまに対して、素直に頭を下げられること。人生経験が長い方ほど抵抗があるかもしれませんが、なんといってもサービス業ですから、なによりもお客さまが優先です。それから、年齢層の高い会社ですが、もちろん若い方の応募も大歓迎です。将来的には指導者の立場になって活躍してくれるような方に応募いただければ嬉しいですね。

警備の世界は、広くて奥が深いですよ。

出身は横浜なんですが、父の転勤で学生時代に滋賀県に引っ越しまして、大学卒業後は滋賀県にあるスーパーに就職しました。15年ほど正社員の販売員として働いてきたのですが、家庭の事情でこちらに戻ってきまして、現在は横須賀に住んでいます。株式会社ニッセンのパート・アルバイト警備員求人は、ハローワークで見つけました。学生時代に大型スーパーの駐車場で警備員のアルバイト経験があったことと、横須賀にあるという会社の立地が魅力でしたね。

経験がある仕事だけに、転職にもあまり不安は感じなかったです。雇用形態もさほどこだわりはなかったのですが、途中から準正社員になり、その3年後に正社員に登用されています。パート・アルバイト時代から勤続11年になりますが、多くの現場を経験させてもらいました。交通誘導からスタートする方も多いのですが、私の場合は半年間の研修後、宅地造成や建築現場での警備に配属。ここで、現場の基本的な知識を身につけました。

正社員登用後は、スタッフの教育や指導がメイン業務になっていまして、現場巡回でスタッフの教育・指導を行いながら、自分自身も警備業務を兼任しています。ただ指導を行うのではなく、スタッフと一緒の現場で同じ業務をこなしながら、必要があれば指導するという流れです。現場に入らない日は、事務所で内勤し、現場での業務を書類にまとめています。今は現場と内勤が半々くらいですね。

警備の仕事は、ただ警備だけをしていればいいわけではありません。私は施設警備の経験が少ないのですが、駐車場警備などではご利用のお客さまから道を尋ねられることがよくあります。私は駐車場での警備が決まると、まず最初に周囲に有名な観光施設がないかチェックするんですよ。現場が鎌倉だったときは、大仏さまや銭洗弁天の場所をよく尋ねられました。少し気を回すだけで、業務もスムーズになりますし、お客さまにも喜んでいただけます。

観光地の警備だと、外国からの観光のお客さまも多いですから、私は英語で答えられるように勉強しています。簡単なフレーズを覚えてしまうのですが、失礼な表現ではないか、それは必ず確認していますね。まあ、英語に関しては私のこだわりですが、なにごとも事前に準備しておくにこしたことはありませんから。

イベントや長期間におよぶ交通誘導などが、事故なく無事に終了したときに味わえる達成感。これが、警備の仕事での最大の魅力だと思います。これは警備に関わる人たちの共通した想いでしょう。個人的な喜びでいえば、警備の仕事をしていなかったら出会えなかった人たちとの出会いでしょうか。警備の現場ではクライアントもそうですが、その土地の重鎮のような人と話せたり、本当に多くの人たちとの出会いがあります。とにかく勉強になることが多いですし、世界が広がる喜びを感じます。

警備というと交通誘導のイメージが強いですが、雑踏警備では、たとえばラグビーのワールドカップなど、世界的なイベント現場で仕事ができます。いつも思うんですが、警備の世界は、広くて奥が深いですよ。自分のやる気次第で、本当に色々と広がってきます。若い人も、中高年の方も、年齢に関係なく、やる気と体力があれば長く活躍できる環境です。定年もありませんよ。一緒にニッセンで頑張ってみませんか？